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作新学院大学にて 2   

遅くなりましたが作新学院大での講義について続きを書きたいとおもいます。

前回、OEについて触れました。
きらりは中学生になってからずいぶんOEが落ち着いて来ています。特にFPでお世話になりだしてから穏やかにはなっていますが、先日久しぶりにOEを感じました。

ホームステイ先の子供さんへのお土産をきらりは手塚治虫のマンガにしようと決めました。それで近くの本屋さんへ行ったのですが、手塚治虫自体を置いていなかったんですよね。それは普通のことで、もう亡くなった古い人になっていますからバンバン売れるものじゃないです。だから大きい書店にはあっても小さい書店には置いていない事もよくあります。

私は違う本を探しにマンガコーナーではない所へ向かいました。
以前のきらりなら1人でマンガコーナーに行く事は出来ませんでした。1人でいる時になにかあったら・・・という不安感が強かったからです。
でも今回は1人でズンズン行ったので、「おお〜成長したなあ」と感動していたのですが、すぐに私の所へ来て、「一緒に来て」と言うんです。なんで1人探せないの?と聞くと「手塚治虫を置いていないかもしれないという衝撃に1人では立ち向かえない、あまりにも悲しいから」と言うのです。そうか、大好きな手塚マンガが置いていないかもしれないと言うことが辛すぎるのか〜と仕方なく一緒に探したのです。やっぱり置いていなくてきらりは明らかに落胆していました。「Amazonで買ったらいいやん!Amazon届くの早いし、家でゆっくり選べるし!」と励ましながら帰宅しました。
こういうようなこともOEを知らなければ、なにそんな些細な事にしょげてるねん、しっかりしな!と突き放してしまう事だと思います。

人それぞれで、本当に難しいと思います。



さてさて、本題です。

K泉さんたちが取り組んでこられた土曜教室はなんと16年もつづいていたそうです。
LDを研究されていたらギフテッドに出会ったそうです。

高い能力で、出来ない部分をカバーするので一見困難は感じられないのだけれど、本人は自分の中のアンバランスに苦しんでいる。
周囲に理解されにくい。生き辛さを感じている。支援ではなくて援助ができないか?上から引っ張り上げる事はまだまだわからないこともあるし個人個人でも違うから、支援は出来ない。一緒に立ち向かう援助をして行きたいとおっしゃっていました。
温かい目線。。。

平等と公平

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有名な絵ですが、平等とはこうしてみると不公平なんですよね。
なので、特別支援学級が通常学級をインクルーシブするという考え方なら、公平になるのかな?通常学級が特別支援学級をインクルーシブすると全く支援にならないという事ですよね。
そしてギフト君たちに、自分のことを理解してくれて、頼れて、教えてくれて、憧れるようなカリスマティックアダルトの存在が必要なのでは?と。これはFPでいつも言っている安全安心な場所とも一致するのかなと思いました。
カリスマティックアダルトさんがなかなかいないだろうから難しいですよね。自分の経験や価値観を押し付けてくる人はたくさんいるのですけどね。。。
そこでK泉さんたちは今年サマーキャンプを開催して、子供たちに本物を体験してもらい、大人が楽しんでいる姿を見せる事で、子供たちに自己理解、肯定感を持ってもらえる場を提供されるそうです。

きらりはFPのキャンプに行っているので、参加できませんが、こういった活動が日本のあちこちで活発に行われればいいなあと願います。

自己理解・自己肯定感についてですが、FPの先生がいつもおっしゃっています。
快適ゾーンを飛び出すにはこの2つがしっかりしていないと第一歩が踏み出せないと。快適ゾーンを踏み出した先に、可能性が広がっているのです。自己卑下して内にこもってしまっては子供が辛くてしんどいです。なんとかこういった子達が思いっきりしたいように出来る環境を提供したいですね。

ありがたい講義のあとは来ていたギフママ、ギフパパと自己紹介をさっとした後、お待ちかねのオフ会に突入しました068.gif
やっぱり、楽しい❗️
ギフテッドとはっきり声に出せる場所は少ないですから、何も気にせず思っている事が吐き出せ、他のかたがが学校と戦っている経緯等も聞けて、そうそう〜わかる〜❗️と大盛り上がりでした。

素晴らしい機会を提供していただきましたK泉さん、H高さん、スタッフをされていた方々、ほんとうにありがとうございました。
次は関西でも検討して下さいね。よろしくお願いします。



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by kirarinpart365 | 2015-07-18 13:50 | 学校

SCはやっぱり学校の人   

実はきらりは今FPでアメリカキャンプに参加中です。
学校の終業式を待たず、10日に出発しました。

1ヶ月弱で帰ってくるのですが、プラトンの先生から、帰って来たら英語に慣れている間に詰めてプラトンへ来るように言われています。
きらりも現実問題、このまま自由にしたい事だけしていても大学には入れないし、きらりのことをよく理解して頂ける先生におまかせ出来る事は、私にとっても安心で助かります。

そんな中、先日スクールカウンセラーと話しました。
今の状況等を話した後、私が「これからなにか問題が起こった時に予約をいれさせて頂きますので、定期的な予約は必要ないです。またきらりもプラトンを優先しますので、カウンセリングを休むことも増えるとおもいます」といったんです。プラトンは週単位で泊まり込んでくるからなんです。
そうしたら、今までずっと受け身で話しを聞くことに徹底されていたカウンセラーが

*学校で同世代と過ごす事で人との関わりや気持ちの対応などを学び、それが将来社会に出た時に必要なスキルになる
*学校で理不尽な思いをして、自分の主張が通らない経験も将来のために必要
*だからせめてカウンセリングに来て、そこから復学に繋げて行かなければいけない

と言うような事を言うのですよ。要するに社会性が身に付かないと。
ここで私の気持ちは大きく膨らんで、反論しようと思った時に、「はい、お時間です」って強制終了になり、はっきり言って不完全燃焼でずっとモヤモヤしています。
時間がない中ちょっとだけ言えた事は

私:友達というよりも先生との方が問題で先生自体の教育理念がずれているからきらりと衝突してきたんです→カ:そいうことにも対応出来る事が社会性ですよね?
私:プラトンでもFPでも十数人の子達と活動していますし、その子達の親や、来客も多く、ましてや共同生活もするのですから、社会性に問題はないと思います→カ:学校だったら100人単位でのかかわりですよね。狭い社会しか経験できないですよ。

これだけしか言う時間がなかったのですが、おかしいこと言われてるとおもうんですよね。
きらりが100%学校に合わせる事が社会性なのでしょうか?
学校がきらりに歩み寄れるのなら学校へ行くのもいいかもしれませんが、こんな個性を抹殺するようなシステムに入る事が成長に不可欠だとは思わないのですよね。
きらりだって小学校のときからこのシステム、環境に入ろうと頑張って来たんですよ。でもそれがどう頑張っても無理だったから今に至っているわけです。それをまた学校へ戻そうとしたら、起立性が悪化して死んだような時間を過ごす事になるのは目に見えるような事です。
カウンセラーは中2から毎週きらりと話しをしてもらって来ています。ほとんどがきらりがやろうと思っている計画をきらりが一方的に話して来たようですが、きらりのことを「発達障害ではありません」と断言されていて、きらりのよき理解者だと思っていました。確かに理解者ではあるのかもしれませんが、やっぱり学校側の人で、学校生活が成長に絶対必要だという後進的なお考えだったという事が分かり、非常に残念です。

1人でアメリカに行ったり、初めて出会う人達とコミニュケーションしたり、こういうことの方がよっぽど社会性があるっていいません?
ROCKETプロジェクトも始まり、ホームスクーリングを認めるようにという国の流れもあるのに学校はまだまだ古く固い考えなんだなあと落胆しました。
うちは義務教育があと半年で終わりになるので、こういった悩みからは解放されます。(茨の道を歩むのでしょうが)でもまだ小学生の方等は、少しずつ変わって来てはいるのでしょうが、まだまだ戦わなくてはいけませんね。。。


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by kirarinpart365 | 2015-07-18 10:33 | 学校

作新学院大学にて 1   

先日宇都宮の作新学院大学で「学校教育における知的ギフテッドが抱く課題」というテーマの講義を聞きに行ってきました。

去年、大阪での日本LD学会でギフテッドのシンポジュームをされた、北大出身の先生、フリーサイコロジストのK泉先生のお話でした。教室にはギフママ、パパ、生徒さんなど、40人は来ていたと思います。(もっとかな?)

内容はラノベ(笑)を通してギフテッド像を紹介されてその後、実際の事例で4人の子どもさんの支援を通してわかったことや、ギフト君自体の困難を慮ることで理解、支援、援助を考えられないかと言う、長期にわたるギフト君とのお付き合いから見えて来た事をお話されました。

私が驚いたのは、土曜教室という場所で子どもたちに丁寧におつき合いされて来てきちんと分析されていたことです。当初小学生だったギフト君が現在25歳ぐらいになっているようで、10年は関わっておられるんですよね。そんな羨ましい教室ないですよね〜

こういう子達を理解するのに難しいのは、OE(過度激動)の部分じゃないかなと思います。個人差が大きく、困難の度合いが他者には実感できないからです。毎日そばで見ている母親でさえも「こう思っているのかな?こう感じたのかな?」って考察していますから同居していないひと、先生たちには絶対分からないと思うんです。その分かりにくい部分を支援しないといけないので関わるのは本当に大変なことだと思います。
目に見えるLDの方は見えるので支援の方法もわかりやすいんじゃないかなあと思います。まだまだツールもなくサポートも大変なのですが、見えないOEに比べればと言う意味です。

講義で紹介されていた事例の子どもさんの紹介がどっかで聞いた事のあるようなことで思わず笑い声が上がっていて、そんな所もみんな似たようなことで苦労して来てるんだよね、と連帯感を感じて安心しました。

例えば

友達が出来ない
宿題が終わらない
先生の指導に対する疑問
なんで周りは幼いんだろう
自分はダメな人間だから社畜になって働くしかない
学年で4番になっても出来なかった事を悔やむ
ドラマやマンガの衝撃に耐えられない
協調運動が苦手
漢字が覚えられない
かゆい、だるい、眠い

等等003.gifすべて同じではないけれどとっても似ていてやっぱりそうなるんだ〜と笑えたのでした。

それにしても、先生方、本当に丁寧に研究されていてコツコツ努力されて来た事がヒシヒシと感じ、非常に有り難く頭が下がる思いです。
上記のようなことを言っても、なに言ってんだ013.gifで済まさないで、感じている事を認めてくれて同じ視線に立って接してくれる先生がいてくれると、こういう子達もかなり救われると思いますが、究極の個別指導になるので、どうやったら実現できるのでしょうね?

内省力、自己理解力が鍵になると思いますが続きは次回に書こうと思います。



読んでいただいてありがとうございます。
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by kirarinpart365 | 2015-07-07 15:49 | たぶんギフテッド